2021年、5月8日は、「音楽の家」スクールでは室内楽サロンが行いました。実は、ヨーロッパの子供の音楽学校では室内楽は必ず音楽授業としてプログラムに入っています。生徒さんは室内楽を教科書で習っていますが、上手になると少しずつレパートリーを増やしてもっと難しい曲も入れてやっています。必ず室内楽の試験(先生方の前で舞台でアンサンブル演奏)もありますが、試験以外、一年間の中で何回か生徒達が集まってお互いに演奏を聴ける室内楽の会などもやっています。今回は、「音楽の家」ではそれに近い形で、室内楽サロンをやりました。日本では他の教室ではあまりやらない形の会でした。室内楽のアシスタント、プロの音楽家達と一緒にアンサンブルで演奏するために生徒さんは自分のパートをしっかり練習して、本番は楽器と合わせを楽しくやりました。その場で初めて会って、アンサンブルにまだ慣れていない生徒さんは最初に少し緊張していましたが、室内楽の楽しさにどんどん乗って、素敵な室内楽会になりました。お一人一人の生徒さんの演奏枠の中で、一緒に演奏してくださったアシスタントの方々から大事なアンサンブル的なアドバイスも、生徒さんの参考になったと思います。特に、普段は自分の楽器ソロばかりやっている生徒さんには室内楽はとても大事な音楽経験になったと思います。弦楽器と管楽器の様々な組み合わせで、バロックから20世紀の音楽まで色々な時代の音楽をみんなで楽しめました。今回の室内楽サロンは、出演者仲間のみで集まって、コロナ感染拡大を気を付けながら少人数でやりましたが、とても明るいサロンができました。参加者の中では、「音楽の家」の生徒さんではない方も何人かいらっしゃいましたが、みんな楽しかったです。これは、音楽という世界の素晴らしさです!
「音楽の家」で室内楽サロンをまた今度もやりたいので、ご興味ある方、このホームページからお問い合わせください。アンサンブルを一緒に楽しみましょう!
下に、今回のサロンで参加してくれた生徒さんの感想を少し入れますので、是非読んでくださいね。
♫ スヌーピー(10歳)「普段、合わせられない様な楽器と合わせられて、楽しかったです。自分が合わせた楽器以外にも、ヴィオラや、サクスフォーンなどがあり、その楽器で合わせている人もいました。上手く弾けなくても、気にしないで出来たので、気軽に出来ました。室内楽を一回でもやってみることは、良いことだなと思います。また、上手に弾けるようになったら気持ちいいと思います。いつか外国で、室内楽をやってみたいです」。
♫(A.S.、大人)「レベルの高い演奏に合わせることで、
♫(U.S.、大人) 「グルナラ先生をはじめ、音楽の家の先生方、「室内楽サロン」では大変お世話になり、ありがとうございました。
日本ではあまり経験出来ない、貴重で贅沢な音楽の時間となりました。
ピアノは1人での演奏が多く、孤独です。でも、アンサンブルする事により、音色の異なる他の楽器と合わせる難しさや孤独感が、やがて楽しさに変化していきました。また、一緒に音楽を創っていく満足感や達成感を味わう事が出来ました。私の演奏にも的確にアドバイスをくださり、大変勉強になりました。また機会がありましたら参加してみたいと思います。」
5月8日室内楽サロンのビデオ抜粋はこちら↓
https://www.youtube.com/watch?v=NjRmfRqJe98