春のお祭り「ノウルーズ」

音楽の家の特徴は、先生方の教えるメソッドとレッスンの内容だけではないです。他の音楽グループ、他の教室にはい雰囲気が「音楽の家」の一番の特徴だと思います。

実は、アゼルバイジャンでは毎年3月の20日から21日はノウルーズ(Novruz)という大事な日を迎えます。一年間で一番大きい、春のお祭りです。日本でいうと、お正月よりも大事かな。。ノウルーズはイスラム教が入る前の、もっと古い時代のお祭りです。

ノウルーズのお迎えは一か月前から始まっています。その一か月の中では毎週の火曜日は特別です。四つの火曜日に順番で:「水」、「火」、「風」、「土」の名前が付いています。自然が少しずつ起きているというシンボルです。そして、20から21日は春のお祭りノウルーズになります。

ノウルーズの準備は結構細かいです。家を大掃除しする、ノウルーズの物で飾る、伝統料理やお菓子などを作る、そしてセメニ(Semeni)を育つことがとても大事です。セメニは、小麦の種で作られます。ノウルーズの23週間前から種を育ち始め、暖かい場所において毎日丁寧に水を上げながら芽が出て少しずつ伸びてくるのは楽しんでいます。セメニは、ノウルーズの、春の一番大事なシンボルです。

ノウルーズのもう一つの特徴があります。321日から始まる新しい年が幸せな一年になりますようにみんなお祈りします。家族、親戚で会って楽しい時間を過ごすこと、そして誤解や争いあった人たちもノウルーズで連絡とって仲良くするのは大事です。

日本人はノウルーズを知らないと思いますが、人間の想い、人間の心はどこの国も一緒です。

日本人の皆さまにも、素敵な春、素敵な一年になりますように!